撮影秘話
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それぞれが中国に魅入られて チーフディレクター/松井和男
中国全土へ出向いた撮影スタッフが、それぞれにそれぞれの中国を感じてきたようです。
中には、この撮影をきっかけに、中国への留学を本気で考えはじめたスタッフがいるほどです。いつも私は言っています「テープさえ送ってくれればそのまま帰ってこなくていいよ」と。
それだけ撮影地に思いを込められればたいしたものです。
我々の撮影した映像から、スタッフたちの中国に対する愛着を感じていただき、また、みなさま自身も映像を通して、中国に対する思いを高めていただければ幸いです。
ここには、スタッフたちが直に感じた生の中国のエピソード、そのごく一部をご紹介します。
チーフディレクター/松井和男

前編
・レストランが面白い!
・美女の村での大歓迎
・ドライバーが泣いた
・庶民食「ラグ麺」
後編
仕事の話は禁物!
警備員にドキドキ
自分の小ささを実感
極悪伝説に意義あり!

ディレクター/長谷川 健  ウェイターが超高速で駆け回る厦門の大型高級レストランが面白い!
厦門にある、500人以上は入れるのではないかという巨大な高級中華レストランでの話。円卓に着席すると、視界の端を異常な速度で移動する物体が…。ハッと視線を向けるとそれは、ローラースケートをはいたウェイターだったのです。ローラースケートを履いているということ以外はまったく普通のウェイター。特別な衣装も、わざとらしい笑顔もなく、涼しげに料理を運ぶその様子がまたおかしい。厦門ではウェイターにローラースケートを履かせるのが流行らしく、この店の他にも2〜3軒似たようなお店があるとか。料理のお味も抜群で、実は、滞在中3度も通ってしまいました。
ディレクター/長谷川 健
DVD第8巻『海の伝説と西洋の香り』の撮影地・厦門での話)

ディレクター/高橋謙一 誰でもハーレムのモテモテ気分が味わえる!?中国奥地、美女の村での大歓迎
ギャロン地方、大渡河の上流部には、美人谷という村があります。昔、女帝の国があったという伝説からそう名付けられたといわれています。西遊記に登場する女性ばかりの国、女人国のモデルともいわれています。実際に美人が多く、しかも若い男性は出稼ぎに出ていることが多く、村中女性だらけ。村に男性がいること自体が珍しいらしく、大変な歓迎をしてくれます。この村では一妻多夫制や通い婚が今も残り男女関係もオープンなところがあるようで、あまりの歓迎ぶりにこちらが照れてしまうくらいでした。
ディレクター/高橋謙一
DVD第2巻『伝説と神秘の大自然』の撮影地・海螺溝の近く、美人谷での話)
ディレクター/座馬伸幸 腕自慢のドライバーが泣いたのは悪路でも渋滞でもなく、掟破り(!?)の取り締まり
江蘇省での撮影も終盤に差し掛かったある日。一日の撮影を終え、これから食事という時でした。2週間ほど撮影スタッフに協力してくれた気のいい地元のドライバーさんは、早く我々スタッフをホテルに送り届けようといつものように(!?)赤信号も無視で先を急いでくれていました。いや、本当に向こうのドライバーさんは運転が「うまくて荒い」。安全確認をした上での信号無視は当然のことと、我々も半ば感覚が麻痺していたのでしょう。突然制服の公安(警官)に呼び止められた時には「なんで?」という思いがしました。しかし、違反切符を切られたドライバーはがっくり。罰金は1万円。これは上海の平均月収にも相当する額なのです。その後のドライバーのへこみ具合といったら…。食事をしながら、なんとか皆で励ましました。
ディレクター/座馬伸幸
DVD第3巻『江南に風雅を愛す』の撮影地・蘇州での話)

ディレクター/松野寛子 いっぺん食べたらやめられない!新橿の庶民食「ラグ麺」の独自レシピを開発
新彊(ウイグル)地区で出会ったお料理「ラグ麺」にはまってしまいました。ラグ麺とはうどんのような太麺に、羊肉とトマトとその他野菜類を炒めたソースをかけて食べる新橿の庶民食。トルファン、ウルムチ、カシュガルなど新橿地区のどこでも食べることができますが、西へ行くほど味が素朴になっていく気がします。日本に帰ってからも食べたくてしょうがなくて、とうとう自分でレシピを編み出してしまいました。ラグ麺を食べては、新彊の人々の「本来的に」豊かな暮らしを思い出し、新彊を思い出してはラグ麺を食べたくなります。ラグ麺だけでなく新彊の暮らしそのものに恋してしまったのかもしれません 。
◆松野寛子の自己流ラグ麺の作り方
※材料…
玉葱/ピーマン/にんにく(一片)/トマトまたはホールトマト/牛肉(羊肉の代わり)/サラダ油/うどん(乾麺)
※作り方…
1)麺をゆでる。
2)サラダ油たっぷりのフライパンで牛肉・玉葱・ピーマンを炒める。
3)最後にトマトを潰して入れる。
4)麺と野菜は別のお皿に入れ、食べる直前に麺に具をかける
ディレクター/松野寛子
DVD第5巻『シルクロードと内モンゴル』の撮影地・新橿地区での話)
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