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女性書画家。1966年、中国・黒滝江省に生まれる。12歳で書の才能に加えて、知識・知力および記憶力が高く評価され、中国政府より「智力超常児童」として認定。政府より特別教育を施される、中国の著名な書画家達に師事する。以来、その活動は国連やユニセフなどの事業に作品が採用されるなど世界の知識人・文化人等々に影響力を与えている。現在、中国を代表する書画家として、主に日本、中国、米国で活躍している。
黄河と聞いて、真っ先に思い浮かぶのがこの言葉です。黄河之水天上来、奔流到海不復回――と続いてゆく李白の詞。私はこの言葉を子供の頃にも書いたことがあって、今回20年ぶりぐらいに書いたんですが、その頃のことを思い出し、私自身の原点に返ったような気がしました。
黄河は中国人としての発祥の源です。黄河に育まれた古代王朝・殷で生まれた甲骨文字も、ある意味「書」の原点といえます。黄河について語ることは、中国人にとって「原点に返る」ことなのかもしれません。だから連載第1回のテーマとしても、とてもふさわしいですね。
中国の歴史は世界4大文明の一つ、黄河文明に始まる。黄河に育まれ、黄河と闘い、黄河とともに歩んできた中国。「中国大紀行」第1巻はその黄河に悠久の歴史を辿る。 黄河の中流に、「黄色いナイアガラ」とよばれる大瀑布がある。その近くにある「壷口」(ここう)。伝説上の中国最初の王朝、夏の王・禹(かのおう・う)が黄河の治水の功績 により、これも伝説上の王・舜から王位を譲られたとされる。「禅譲」という言葉はここから生まれた。「人門・神門・鬼門」いわゆる「三門狭」の由来もここ。「禹に倣い、山を拓き、渠を造る」という言葉もある。日本でも知られる数々の伝説がこの地には生きている。
黄河が華北平野に差しかかるところに現れる寧陽の街。その郊外の小麦畑から骨に刻んだ文字が見つかり、実在が明らかな最初の中国の王朝が発見された。「殷」である。紀元前1600年頃から紀元前1027年まで続いたこの王朝は、甲骨文字の他にも青銅の鼎(かなえ)やナイフなど貴重な出土品が多数。貴重な文化財をシャープな映像で見せる。黄河の雄大な自然美とともに、現在も穿洞(ヤオトン)と呼ばれる石と土の住居で暮らす人々や、1958年に完成した三門狭ダム、「人造の天の川」と謳われた一大国家事業、「紅旗渠」など現在の治水施設も紹介。資料的価値も高い。中国を語るうえで欠かせない黄河と人々の交わり。歴史を育んだ自然の偉大さが胸を打つ。
出典:日刊ゲンダイ 2006年9月5日
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DVD 第1巻『黄河に悠久の歴史を辿る』
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